HIV検査キットと病院検査の違い

HIVの感染に不安があるような場合には、HIV検査を受けることで安心することができるようになります。HIV検査の方法としては、全国の保健所や自治体の特設検査施設、医療機関、検査キットを用いた方法があり、現在においては、医療機関や検査キットの比率が高くなっています。
HIV検査の内容に関しては、医療機関と検査キットには違いがあり、その大きなものとしては確認検査の有無があります。まず、検査キットを用いた場合には、自宅で10分程度で検査をすることができるようになっており、感染から3ヵ月以降での検査が可能となります。ただし、ここで行うことができる検査はスクリーニング検査のみとなっており、感度が非常に高いために0.3%~1.0%程度の確率で偽陽性が発生する可能性があります。偽陽性は、実際にはHIVには感染をしておらず、現在のところ、その原因はまだ判明されてはいません。そのために、本当にHIVに感染をしているかを調べるには、医療機関において確認検査を受ける必要があります。
医療機関における検査では、まず最初にスクリーニング検査を受けることになります。ここで陰性であれば問題はありませんが、陽性となった場合には、引き続き確認検査を受けることになり、その結果陽性であればHIV感染、陰性であればHIV検査陰性となり、スクリーニング検査が偽陽性であったことが判明することになります。医療機関が行なっているHIV検査の内容としては、病院によっても違いがありますが、抗体検査としてはPA法やEIA法、ICA法があり、抗原抗体同時検査の場合にはEIA法が用いられています。また、スクリーニング検査で陽性となり確認検査を実施する場合には、抗体検査の場合にはWB法、核酸増幅検査による場合にはPCR法が用いられています。